「ゆったりリラックスしたい時の照明」と聞いてどんな光を想像しますか?
それはやはり、日暮れ時の夕陽や、暖炉の炎の様な、柔らかな光ではないでしょうか?
そんな光を目指して、吉野の素材で20年ほど前から和風の照明を手作りし販売しているのが「あかり工房 吉野」です。人と自然の恵みが育てた上質な吉野のヒノキやスギ、吉野手漉き和紙を使い、「ライトセラピー」をテーマに「あかり(照明)」を手作りし販売しているこの工房では、あかり作り体験も行なっています。用意されたオリジナルのキットを使うため、思っている以上に簡単で楽しく、そして毎日使うことのできる照明が出来上がります。初めての人でも体験ができる内容は、以下の3タイプ。
吉野ヒノキと和紙の三角シェードの灯り作り体験
製作時間:約2時間半(2名様以上から受付、要予約)
一番じっくりと作る体験です。吉野ヒノキの香り良い台にソケットを取り付けることから始め、ヒノキの薄板と和紙を張り合わせ、形を完成させたら、白い和紙部分に草木染めの綺麗な色の和紙を切り貼りしてお好きな模様をつけます。和紙の面とヒノキの面で光の違いが楽しめ、大きさも存在感ありますので人気の体験です。
吉野和紙の手描き灯り作り体験
製作時間:約1時間半(2名様以上から受付、要予約)
お子様と一緒でもオススメの体験です。吉野杉の台にソケットやフレームを取り付け本体を完成させた後、吉野和紙に手描きで模様を描き、乾いたら手もみして本体にかぶせる灯りです。被せかえ可能ですので、季節によって何枚か和紙シェードを作っておくこともOK。
吉野ヒノキシートのキャンドルホルダー作り体験
製作時間:約30分(2名様以上から受付、要予約)
短時間で簡単にできる体験です。小さなお子様でも出来ます。吉野ヒノキのシートに様々なパンチでお好きな穴を空けるだけの作業です。安全な揺らぎのLEDキャンドル付きですが、本物のキャンドルも使えるガラス製ですので、クリスマスにはキャンドルを灯せます。
灯り作り体験は、作ることに集中するので、いつもと違う脳の使い方をしてリフレッシュになります。また、自分だけのオリジナルの作品に灯りが点った時には達成感も得ることができます。その上、毎日のリラックスタイムにも利用することが出来るのですから、一石三鳥というところでしょうか。
また、この工房は、土壁と吉野ヒノキやスギの自然素材で作られた、良い香りの広がる空間になっているため、自然とリラックスすることができます。工房内に展示されている様々な作品も見て回ることが出来ます。
吉野ヒノキを薄くスライスして細かく貼り重ねた独自の素材は、光を灯すと、あたたかなオレンジ色になり、重なりの陰影が炎のような「揺らぎ」を感じ、思わず見つめてボーッとしてしまう(笑)癒しの照明。3大人工美林の一つである吉野の森林。その吉野の木材を知り尽くした製材所の娘さんが運営されているということもあって、本当に美しい上質な吉野のヒノキが使われています。
また、吉野町の国栖地区で1300年前から作られているという伝承の手漉き和紙も使っています。その一つ、福西和紙本舗製の和紙は、その当時からの和紙製法を守り抜いており、今では希少な天日干しと手作業での製造がされています。
白土を混ぜた「宇陀紙」は、宮内庁、ルーブル美術館、メトロポリタン美術館をはじめ、世界中の美術館に所蔵されている日本の伝統掛け軸の修復に使用されている和紙です。
製作体験用に使用されている和紙は、白土無しでコウゾ100%の「生漉紙(きずきし)」で、コウゾの長い繊維が複雑に絡み合っており、とても薄く、きめ細かく、丈夫です。また、透光性が良いため、LEDの眩しい光でも拡散して柔らかな光になるため、リラックス用の灯りにはピッタリのとても素晴らしい素材です。
あかり工房で作られた照明は、新築のお祝いや、誕生日のプレゼント、海外の人へのお土産などにも大変好評です。
オリジナルのオーダーも可能ですので、家を新築する時やリフォームするときなどに相談して自宅をリラックスできる空間にしてみてはいかがでしょうか。
あかり工房 吉野
TEL:0746-32-5282
ホームページ:http://www.akari-yoshino.com
*見学のみ、体験ともに要予約